夢を見て泣く

最近、珍しい夢を見た!

登場人物は、私の祖母と、長男と次男の3人

10年以上前に亡くなっている祖母はとても元気な姿。そして子供たちは20才以上若返っていて・・・長男5歳次男2歳ぐらいの頃に見えた。3人はタケノコ掘りをしていた。そこにちょうど仕事から帰ってきた私が参加するという夢。一見なんてことない夢なんだけど・・・

久しぶりに会った夢の中の祖母はいつも通りやさしくにこやかだった。祖母に会えたのもとてもうれしかったのだけど、鮮明に思い出すのは、息子たち。実際はとっくに成人していて、今年は二人そろって結婚が決まり、めでたく実家からは巣立って行った。

ちょくちょく帰って来るし、たびたびSNSのやり取りもしていて特に寂しさを感じたことは無い。また私自身やりたいことがいっぱいで、そんな感情を忘れているはずだったんだけど、、、

子供の頃から優しかった長男は、夢の中でも弟の面倒をよく見ていて、次男はそんなお兄ちゃんの後を付いて廻っていた。

タケノコ掘りが終わり、二人は泥だらけの手を洗って私の元に寄って来た。私はぷくぷくとした柔らかい手を順番にそっと握りしめ、しっかりと目を見つめながら、それぞれにこう言った。

「ありがとう」

しゃべり始めるのが遅くて5歳でも、かたことだった長男は嬉しそうに、かわいく「ありがと」と言い返してくれた。そして次男はニコニコと「あー、、、と」と、頭をちょこんと下げながら言ってくれた。その後は、二人そろって2階の部屋へ駆け上がって行ってしまった。

そこで目が覚めた。。。悲しいのかうれしいのかわからないけど泣けてきた。タケノコ掘りのシチュエーションも謎だけど、しばらく涙が止まらなかった。

子供は3歳までに、一生分の親孝行を果たすと聞いたことがある。

当時、私にとって子育ては大変過ぎて、早く大きくなってくれないかなと思いながら日々を過ごしていたけれど、今思えばそれは一瞬だった!!二人の無条件のかわいさには、たくさん癒されたし、たくさん幸せをもらった。そしていろいろな事を教えてもらった。今となっては、全部含めてとっても幸せな思い出。

恥ずかしくて、なかなか面と向かって「ありがとう」なんて言えないから、夢を使って神様が伝えてくれたのかな?なんて都合の良いことも考えてしまう。

立派に育ってくれた息子たちへ・・・

私の子供に生まれてきてくれて本当にありがとう!母ちゃんはもう十分です!これからはそれぞれ今までよりもっと幸せになってください!

。。。やっぱり面と向かっては言えないけれど( ̄▽ ̄;)